■工事
当社が提供する工事ラインナップのご紹介です。
車載型のシーダー(種子吹付機)を使用して、多量の用水を加えた低粘度のスラリー状の材料(種子・肥料・木質繊維等)を薄く散布する工法。一日当りの施工量が大きく、最も経済的で一般的な植生工。
市場単価
240円/㎡
客土吹付工
ポンプ(客土吹付機)を用いて、高粘度スラリー状の材料(種子・肥料・バーク堆肥等)を厚さ1~3cmに吹き付ける工法。
市場価格:
厚さ1cm 1,080円/㎡
厚さ2cm 1,770円/㎡
厚さ3cm 2,440円/㎡
ポンプ(客土吹付機)を使用して、高粘度スラリー状の材料(種子・肥料・木質繊維・土壌団粒化剤等)を薄く散布する工法。高い侵食防止効果を持ち、施工不適期や浸食の激しいのり面に適する。
設計価格:
520円/㎡
車載型のシーダー(種子吹付機)を使用して、多量の用水を加えた薬剤を散布する工法。使用量により半年から1年の間、飛砂・粉塵・浸食防止効果を発揮。
設計価格:
使用材料、使用量により異なります。
※価格は施工面積や現場条件により変化します。
・種子吹付工(種子散布工)
種子吹付工とは種子・肥料・木質繊維(ファイバー)・粘着材・高分子系樹脂等の材料に多量の用水を加え、低粘度スラリー状にした材料をシーダーと呼ばれる種子吹付機で散布する工法です。シーダーは車載型で、プラント設置の必要がない他、1日当りの施工量が多く、高い施工性を誇ります。緑化工の中で最も経済的で河川敷、公園、道路のり面、林道、宅地造成地など裸地の発生する様々な場所で利用されています
目的に合わせて使用する種子や材料を選定することで、草丈の低い省管理型緑化や、自然環境に配慮した日本産在来種による緑化、鹿の食害を受けにくい獣害対策型緑化など様々な緑化が可能です。
<施工事例>
・ポリソイル緑化工
ポリソイル緑化工とはアクリル系重合体樹脂「ポリソイル」を利用した緑化工です。木質ファイバーと水を混ぜ合わせ、ポリソイルを加えて吹き付けることで土壌表面を強固にコーティングすると同時に土粒子間に浸透し、土壌を団粒化します。
ポリソイル緑化工には侵食防止効果の即効性があり、吹付後1日~2日で固結し、時間雨量10ミリの豪雨でもほとんど流されることはありません。また、その効果の耐用期間としては自然環境や土質などによっても異なりますが6カ月~1年間効果を持続します。植生工の不適期の施工や在来種子、木本類などの初期発芽の遅い種子を導入する場合にも確実性の高い緑化を期待することができます。
<工法比較表>
<提案事例>
施工前
太陽光発電所敷地内の土壌の流亡防止対策として提案。
対策前は少量の降雨で土壌の流出が発生し、U字溝や調整池に堆積する被害が発生。従来工法の種子散布工では土壌と共に種子や肥料が流出してしまうため、植生不良が予想された。
施工直後
施工後1カ月
土壌の流出もなく、施工区の全面で植生が進む。
<施工事例>
・飛砂防止剤(粉塵防止剤)吹付工
飛砂防止吹付工は薬剤の効果で地表部分に強固な団結層を形成し、土壌から舞い上がる砂埃や粉塵の発生を防止する工法です。散水による飛砂対策に比べ、防止効果が長期にわたり持続します。また、車載型のシーダーを使用した場合、一度に広範囲を施工することが可能で、大規模造成地、遊休地、残土置き場などの周辺の環境対策として採用されています。
特徴
・地表部分に強固かつ対候性のある団結層を形成し、飛砂・粉塵の発生や土壌の流出を抑制する。
・長期耐久性に優れ、使用量により6カ月~12カ月の防止効果を発揮する。
・使用目的により産業廃棄物とならない分解性の材料を選定することもできる。
<施工方法>
・飛砂防止剤吹付工法は、合成樹脂エマルジョン等で構成される薬剤に多量の水を加えて撹拌したのち、吹付機で地面に均一に吹付を行います。吹付機として利用される車載型のシーダーは施工性が高く、効率よく広範囲に施工することが可能です。
※降雨時や降雨直後は薬剤が流出しますので、施工できません。
※薬剤の飛散の恐れがありますので、必要におじて周辺構造物などに養生が必要です。
<各種飛砂防止剤>
<施工事例>